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___席替えをしてから一年。
俺は大学へと進学した。
彼女のことは一日たりとも忘れたことはない。
「やっくん、バレー部の練習見に行こうぜ」
「その呼び方やめろつってんだろ」
「はいはい」
黒尾に肩を組まれ、それを鬱陶しそうに振り払う。
やっくんて呼んでいいのはアイツだけなんだよ。
…いつまでも過去に、彼女に縋るのは良くないってわかってる。
だけど俺の中でそれくらい大事な存在だったのだ。
「えーと、バレー部は……ここか?」
「みたいだな。大学のバレーだろ……すげぇ緊張する」
「……あぁ」
先にドアを開けた黒尾に続いて、体育館に入る。
「……は?」
「えっ、」
体育館に響いた、黒尾のその一言。
そして えっ と驚く誰かの声。
「黒尾?どうした?」
「いや……まさか、」
珍しく動揺した黒尾が指差した人は、
「…………A?」
俺の恋した人にそっくりだった。
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ビーーグル(プロフ) - 夜桜 野風さん» ありがとうございます!こちらこそこの作品を見つけてくれてとても嬉しいです!! (2018年3月24日 3時) (レス) id: 6c5d4b22b2 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 野風 - ビーーグルさん» 小説読んで、泣いたの久しぶりです!!何だろう、夜久君の優しさと夢主ちゃんの健気さが凄く出ていて…感動、しました。私が感謝する立場ではありませんが、このような素晴らしい作品を作ってくださり、ありがとうございました。 (2018年3月24日 1時) (レス) id: b4813fd3d3 (このIDを非表示/違反報告)
ビーーグル(プロフ) - タピ丘さん» ありがとうございます〜〜!今後のことは今考え中です! (2018年3月5日 23時) (レス) id: 6c5d4b22b2 (このIDを非表示/違反報告)
タピ丘(プロフ) - なんか泣けました←語彙力夜久くんオチ好きです、今後の展開?というかこのあと何が起こるか…気になりますね… (2018年3月5日 18時) (レス) id: f35e671262 (このIDを非表示/違反報告)
Koronn - 自殺なんかすんませんwはい!すごく面白かったです! (2018年3月2日 22時) (レス) id: 4c081d82ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ビーーグル | 作者ホームページ:Twitter:@chichichi1208
作成日時:2018年2月28日 4時