その後 3 ページ26
昼休み、木兎さんたちに呼ばれた先は中庭だった。
弁当箱を持ちAを連れて行くともうすでに先輩たちはいる。
「お、来た来た」
「おーい、こっち！こっちこい！！」
「馬鹿、見えてるだろ」
猿杙さんを初めに木兎さん、木葉さんと話し始めその場はどんどん騒がしくなる。
俺の陰に隠れていたAも恐る恐る顔を出した。
「ほら、こっち来い。バカップルの誕生日祝ってやるよ」
「バカップル…」
肩に腕をかけてくる木葉さんをうっとおしそうに見上げるA。
「Aよかったなぁ！！」
「あぐっ……ぬ、おぉぉ……」
続いてバシッ！！と音がなるほど背中を叩かれたAは崩れ落ちた。
「……木兎さん？」
「えっ、俺そんな力入れてない！！」
そんな俺と木兎さんの様子に笑う人たち。
こんな日々が、この人たちに囲まれることが、
俺の1番の幸せなのかもしれない
「赤葦！お菓子くれるんだって！」
「……何つられてんの」
袋の中を漁るAにため息つきつつ、緩んだ口元を引き締めた。
5年間。
長いようで短い付き合い。
だけど確かに俺は5年間、ずっと彼女を想っていたのだった。
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飛雄 - もぉーー、さいっこーすぎました！！ (2019年5月3日 10時) (
レス) id: ae6187a256 (このIDを非表示/違反報告)
ビーーグル(プロフ) - ももた。さん» こちらこそコメントありがとうございます！長い付き合いからの恋っていいですよね〜〜！ (2018年3月13日 3時) (レス) id: 6c5d4b22b2 (このIDを非表示/違反報告)
ももた。(プロフ) - 両片思いから両思いになる過程にきゅんきゅんしました！赤葦かっこいいし、素敵な作品ありがとうございました！ (2018年3月13日 0時) (レス) id: 557c2b5c93 (このIDを非表示/違反報告)
ビーーグル(プロフ) - 燐さん» 盗らないで！っていう夢主ちゃんにまた悶える赤葦もいいですよね！笑 (2017年11月10日 1時) (レス) id: 6c5d4b22b2 (このIDを非表示/違反報告)
ビーーグル(プロフ) - Haruさん» ありがとうございます〜！これからも頑張りますね！ (2017年11月10日 1時) (レス) id: 6c5d4b22b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビーーグル
| 作者ホームページ：twitter:@chichichi1208
作成日時：2017年11月9日 2時
