黒 ページ11
「さて、お詫びに送らせて?」
「え、でも黒尾先輩遅くなりますよ…?」
「いーって。さっきみたいな目にあいたいなら別だけど」
「ぜひお願いします」
速攻で頭を下げた私に黒尾さんは少し笑った
だって、さっきのが1日に二回も起きたら
寿命がいくつあっても足りない気がする
「…佐藤ちゃんてさ、なんで褒められる好きなの?」
「え、急ですね……」
「ちょっと気になっただけ」
黒尾先輩の言葉に、少し悩んだあと
「褒められるっていいことじゃないですか」
「うん」
「いい事したから褒められるんですよね?」
「あー……まぁ、そうだな」
暗い夜道、外灯に照らされた黒尾先輩を見上げる
「その、うまく言えないんですけど……
褒められたら、必要とされてるって感じしません?」
構って欲しい、褒めて欲しい
だからこそいい行いをして、
報酬を得る
「特に……
黒尾先輩に褒められるのが1番嬉しいなぁ…なんて」
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ビーーグル(プロフ) - 燐さん» まじですか〜!?なんかもう燐様のために小説書いてあげたいくらいです…笑 (2017年7月23日 9時) (レス) id: 6c5d4b22b2 (このIDを非表示/違反報告)
ビーーグル(プロフ) - 陽葵さん» ありがとうございます!構ってちゃん、なんか可愛くないですか??笑 (2017年7月23日 9時) (レス) id: 6c5d4b22b2 (このIDを非表示/違反報告)
燐 - めっちゃ良かったです!ビーーグルさんのとこの黒尾さんに惚れちゃいますよ!! (2017年7月17日 23時) (レス) id: 6aa42038d7 (このIDを非表示/違反報告)
陽葵(プロフ) - めっちゃよかったです!キュンキュンしました (2017年7月17日 18時) (レス) id: 664fb58393 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ビーーグル | 作者ホームページ:https://odaibako.net/u/chichichi1208
作成日時:2017年7月16日 1時