バカなの? ページ35
練習後、佐藤さんは日向を見送りに行ったようだ
物好きというかなんというか
まぁ同類だし苦にならないんだろうネ
あ「はぁ、疲れた疲れた!!」
月島「!!」
あ「びっくりした?したした??」
……いつの間に戻ってきてたの、この子
あ「今日もお疲れ様!」
月島「……なんでそんな元気なの」
あ「ポジティブに生きてかないと人生つまんないじゃん!!」
月島「……そ、」
僕はそんな風にいる方が疲れると思うけど
あ「それに……早く月島くんと仲良くなりたいし!」
月島「なにそれ」
あ「ん?そのままの意味」
こいつ、本気で僕を狙ってんの?
バカなのに策でもあんの?
知らないけど……
月島「悪いけど僕はエンリョしとく」
あ「えーーーなんで!!!仲良くしようよ!」
月島「仲良くしたって学校違うじゃん」
あ「そーじゃなくて!ちゃんと恋するから!!!」
……初日は目合わせないように頑張ってたのに
声かけられて、
絡まれて、
「恋する」とか言われて
予想外の展開、予想外の行動、馬鹿正直な佐藤さん
あ「ちゃんと好きにさせてね!!」
……好きにさせてねって、そこは自分が頑張るべきデショ
ほんと、
月島「君ってバカなの?」
そう言うくらいなら、落として見せなよ
僕のこと
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作者名:ビーーグル | 作者ホームページ:https://odaibako.net/u/chichichi1208
作成日時:2017年6月21日 23時