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「ちなみに何で調べたんだ?」
「携帯、パソコン使ったけど出てくる情報は同じ」
「やっぱそうだよな」
他にあるとしたら……
本?
図書室……いや、図書館行ってみっかな
そんな事考えていた時、夜久が口を開いた
「てか、Aの今の状況って軽い記憶喪失とかなんかな」
「…ぽいよな」
全てを忘れてるわけじゃないから「記憶喪失」は大げさかもしれないけど
「俺」という存在を忘れているところを見るとなんとも言えない
「病院……はアテにならなそうだな」
「あー……無理だろ」
俺の言葉に苦笑いして返す夜久
まず金からして無理。
どうにかしてAが無くした一部の記憶を取り戻さなければいけない
でも、調べても医者でも無理なら「絶望」意外になんと言えばいいものか
「また一から仲良くなるとか?」
「それキッツいわ」
「あー、最初避けられてたもんな」
「それな。本当懐かしいわ」
友達と楽しそうに話すAを見つめる
初めて声かけた時逃げられて、反射的に追いかけて捕まえて聞いてみたら…
「見た目が怖かった」なんて言われたんだっけ
……待てよ、
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作者名:ビーーグル | 作成日時:2017年5月20日 3時