好きって態度が半端ない 【菅 原 孝 支】

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それからしばらく経ち、


辺りを見渡すも2人の姿は見えなかった




あ「戻ってこないですね……」


冴子「何やってんだあの2人は……」


あ「やっぱり付いて行った方が良かったかも…」




携帯を鳴らしても応答なし、


2人とも車に置いて行ったのかな？




冴子「ったく……」




眉を下げた冴子姉さん


放送で呼んでもらうことにした


てか、高校生になって呼ばれるって…


パーキングエリアに響く2人の名前を聞きながら苦笑いした




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あ「迷子の相手して迷子になった？」




なんだそれ……




日向「影山が肩車して、上から探す作戦！！」


あ「その結果2人が迷子になったと」


影山「……元はと言えば犬にタオル取られたこいつが悪い」




仏頂面で日向を指差す影山


それに対し日向は




日向「お、お前だって車の場所忘れたとか言ってたじゃねーか！！」


影山「しょうがねぇだろ、広いし車いっぱいあったし」


冴子「そこまで！！早く乗りな！」




冴子姉さんの一喝により肩を跳ねらせた私たちは、そそくさと車に乗ったのだった

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