好きって態度が半端ない 【菅 原 孝 支】

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なんだかんだ言ってノートを貸してくれた月島にお礼を言って、書き写していく


……うーん、いまいちわからん


スガさんに聞こっと


にしても、私最近頑張ってるなぁ…


この調子でいけば、遠征に行ける！はず！




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あ「って事で、数学教えてください！」


菅原「数学な、わかった」




部活への道のり


スガさんに先にお願いしといた


そうそう、


新しく入ってきた「谷地仁花」ちゃん


1年5組、つまり進学組


同じ1年、しかも女子だからか


すぐに仲良くなることができた。




谷地「勉強はどう…？」


あ「ん？んとね、わかんないところあるからスガさんに数学教えてもらうの！」


谷地「そ、そうなんだ！」


あ「月島はスパルタだからね…」




時計の秒針ごとく舌打ちをする月島を思い出して身震いした。




あ「あ、でも案外スガさんも鬼……」


谷地「えーと、Aちゃんと菅原さんは恋人同士で…？」




仁花ちゃんが恐る恐る、聞いてきた




あ「………え、違うよ？」


谷地「えっ！？何も知らないくせに口挟んですいません！！！」


あ「仁花ちゃん！？」




頭を上げさせるのに数分かかった……

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