君を好きっていう話 2

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放課後。


体育館をソッと覗く


まだ練習は始まっていないようで、話してる人が多かった


……入っていいのかな、でもなぁ…


なんて、1人で悩んでたら




「どうかした？」


あ「！」




ドアが開いて、バレー部のマネさんと目が合った


あ、確か同じ学年の……


雀田さん、だっけ


美人だなぁ……




「誰かに用？」


あ「あ、いや、その……」




1人慌てていると、「Aさん」と救世主




赤葦「俺が呼んだんです」


「あ、そうなんだ」


赤葦「Aさん、こっち」




腕を引かれて、体育館の中へ


視線が一斉に来る




木兎「おぉ、A！！」


あ「ぅげ……」




目が合うなり、木兎が飛んできた




木兎「部活見るの？見るのか！？」


あ「あー、うん」


木兎「そうかそうか、俺のちょーかっこいいところ見とけよ！！」


あ「どこで見てればいいかな」


赤葦「あ、じゃあステージの奥の方で…」


木兎「無視！？」




ステージの奥の方ね……(無視)

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