君を好きっていう話 2

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あ「ん"ー………」




机に突っ伏して、悩む


話しかけるか、かけないか


シュミレーションはバッチリなんだ、


でも。


実行するのが、かなり勇気がいることなの




あ「………はぁ、」




廊下ですれ違うこともないし、


まず学年違うし


今思えば名前も知らない


このまま片想いで終わるのかな……




あ「………やだなぁ」




ボソッと呟き、何もできない自分に少し苛立った




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昼休み


友達とお弁当を食べていた時のことだった


バンッ！！！と、大きな手が机に置かれた


びっくりして上を見ると、





木兎「A！！ちょっといいか！？」


あ「えっ、」


木兎「A借りる！！」


「どうぞー」


あ「あ、ちょっと！」




私のお弁当の蓋を勝手に閉めた木兎は


片手でお弁当２つ持ちながら


もう片方の手で私の腕を掴んだ

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