4.Toxic Girl ページ4
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深「おつまみも買わなきゃ」
「ふっかこれだろ？」
深「さっすが照！わかってんじゃーん」
バカか。何年一緒にいると思ってんだよ。
ふっかのことは俺が1番よく知ってるし、これからもそうであってくれないと困る。
深「照はこれ」
「うぉ、正解」
深「何年一緒にいると思ってんだよ」
さっきまで俺が考えてたことと全く同じセリフ。
やっぱり俺とふっかはこうでなくちゃいけない。
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深「んでさ〜そん時の佐久間がほんとウケんの、笑」
「はっ、あいつバカだからな笑」
お互い缶ビールを3本開けて、少し酔いが回ってきた頃。
ふっかは酔うとすぐ顔が赤くなるから、分かりやすい。
喋り方もなんかいつも以上にとろーんとしてるし。
「⋯この前さ」
深「ん？なに〜？」
「康二と飲んだっしょ、どうだった？」
深「へ、なに、どうだったって笑」
メンバーと飲んでどうだったか、なんて、確かに急に聞かれても回答に困るかもしれない。
でも俺は、聞きたかった。知りたかった。
康二と飲んで、�� どうだったのか �瓩髻�
「楽しかった？」
深「うん、楽しかったけど」
「ふたりでどんな話すんの？」
深「いやぁそれはさあ、まあ⋯なかなか折り入った話もしたよ？」
「恋バナ⋯とか？」
ふっかはこいつ急に何言ってんだ、と言わんばかりの顔で見つめてくる。
顔赤らめながら、潤んだ目で見てくんじゃねーよ。
必死に抑えてるもんが、壊れるかもしれねえだろ。
触れてしまったら、きっとそれが最後なんだよ。
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作者名：姫野
| 作成日時：2022年9月23日 23時
