Be Dearest (ページ27)

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27.Super Sexy ページ27

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「…落ち着いたか？」

深「ん…ごめん、急に泣いたりして」

「謝ることじゃねえから、な？」

まだ少し涙が続いてるみたいだけど、さっきよりはだいぶ落ち着いたからよかった。

背中をさすってやったら、ぎゅーって掴まってくるもんだから、愛おしさがさらに溢れそうで大変だった。

深「全部、話す」

「ゆっくりでいいから」

深「照が心配してるのは…最近よく康二と宅飲みしてたってことだよな？」

「…あぁ」

深「あれはさ、俺の相談に乗ってもらってたんだよ。康二は、俺が照のこと好きだって気付いてたからさ」

「…え」

康二は、ふっかの気持ちに気付いてた…？

だから、ああやって毎日のように家で会ったり二人でコソコソしたり…

そういわれてみれば、すべて合点がいくような。

深「他に相談できる人、いなかったし。でもそれで照に誤解されてたんじゃ意味ないよな」

「いや、それは俺が勝手に…ごめん」

深「ううん、コソコソしてた俺が悪いよ。逆の立場だったら俺もそう思うしさ」

「…いつからその、俺のこと…」

深「んー、よくわかんない。気付いたらって感じ。でも、きっと照が思ってるよりずっと前からだよ」

これまでのふっかと過ごしてきた日々を思い浮かべてみる。

あの時も、あの時も…ふっかは俺のことを好きでいてくれてたってことなのか。

考えれば考えるほど、現実味がなくなる。ここまできたら、もう逃げられない。

でもそれは、凄く幸せな意味で。

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