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第三訓 見た目だけで判断するな ページ3

仕切り直し、見合いを始めた。





近藤「Aさん、ご趣味は?」






貴方『料理…ですかね。』






近藤「おぉ、そうですか!」





沖田「何が作れるんですかィ?」






……おかしい、これは俺の見合いのはずだ。

なのに何故か総悟がAさんの前に座り、

俺はハム子の前。






貴方『肉じゃがとか作れます』






沖田「いいですねィ、肉じゃが。」


「今度作ってくだせェ」




貴方『はい、もちろん』





いや待て何故それをお前が言うんだよ。






近藤「てか、これおかしくねェか?」








やっと気付いたか、近藤さん。

言ってやってくれ!







近藤「この料理、豚の角煮じゃねェか!!!」







「ちょっと、仲居さーん!豚肉を鶏肉に変えて


もらえますかー?」






沖田「あ、共食いになっちまいやすねィ」


「気遣いが足りず、すいやせん」







土方「そこじゃねェだろうが!!!」







公子「ちょ、マジでなんなの!?共食いじゃねェ

から!」


「気遣うとこそこじゃないから!!」







貴方『なに失礼な事言ってるんですか!!』






やっぱり、働き先の娘さんを馬鹿にされたらそり

ゃあ怒るわ。…破談だな。






貴方『ハム子様はそこら辺の料亭で出されている


豚とは違うんですよ、高級な豚なんですっ』





『だから、仲居さん。ハム子様には高級ドングリを


お願いします』







土方「お前もかいィィイ!!」







公子「お前が一番失礼なんですけど!!」

第四訓 “渡る世間は鬼しかいない”は面白い→←第ニ訓 お見合いは最後までわからねェ



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作者名:千歳 | 作成日時:2017年10月19日 22時

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