【銀魂3z】夜兎兄妹のお姉ちゃん！

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高杉は、神威に頼まれてここにいる。私は本能的に、夜兎工へ行かなきゃいけないと思う。もし、本当に神威が親父と喧嘩してたら……私たち姉弟はまた間違った道を進むんじゃない？また、悲しい思いをさせるんだろう。

「……高杉、私が止めなきゃ、またバラバラになっちゃうかもしれない」

神楽が、また一人で泣いてしまう。やっと関係を直そうと決めたそばから、どうしてこんなことになったの？普通、親父と喧嘩したらここまでひどい結果にはならないと思う。うちの家族は他と違うから。

「…いくら不器用なあいつでもそんなことにはなんねぇよ

でも、ここは譲れねぇ」

「神威になんて言われたか知らないけど、私だって譲れないものがある」

目尻に涙らしいものが溜まったように感じた

「俺も…泣いてるお前を送り出せねぇ」

「「力ずくでもここを通る(通さねぇ)」」

また不意打ちを狙い、三段蹴りが高杉の視界を遮った。今度こそ、気ぃ失ってもらうから

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