青いエンジェル (ページ13)

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『たっちゃん』

02「そう、たっちゃん。ヌートバーのことだよ。ミドルネームが"タツジ"なんだって」

『そうなんですねぇ』

ラーズ・ヌートバー。日系人初の日本代表選出で、世間の風当たりは厳しい。

02「てことで、Aちゃんも着てね」

渡されたのは"たっちゃん"と書かれたTシャツ。日本に慣れないたっちゃんの気持ちを和らげようと企画したらしい。

『わかりました！』

23「Hi! I'm Lars Nootbaar. Nice to meet you. (こんにちは！ラーズヌートバーです。よろしくお願いします)」

『Hi! I'm Yamasaki. Nice to meet you too. I want to meet you!(こんにちは！山﨑Aです。よろしくお願いします。あなたに会いたかったの！)』

挨拶代わりのハグを交わす。

10「へぇ、Aって英語話せるんだ」

『甲斐さん！そうでもないですよ』

10「それ、英語全く話せない人へのマウントだからね？」

『いででっ』

指で額をぐりぐりされる。結構痛い。絶対赤くなる。

11「うわ、痛そ」

『ダ、ダダダダダルさん！！』

のけぞった私を見つめるダルさん。目が冷たい…怖い！

11「試合始まる。行こう」

『はい！』

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『2‐7……』

中日、中日だよね。

21「不甲斐ない負け方だね、はぁ……」

03「俺、頑張ったんだけどなぁ、はぁ……」

ロッカールームには険しい顔とため息が溢れている。こんな時こそ、私の出番。

『よかったじゃない、本番じゃなくて。課題点見つけられたし！ため息つかない！幸せ逃げちゃうよ！』

02「うん、そうだね。Aちゃんの言うとおりだ」

う、源田さん………やっぱ天使なんじゃ……笑顔が、眩しいです……

27「今日は俺のリードも良くなかったからなぁ」

『そうです！パフォーマンス不足だったところはしっかり反省！でもいいところはしっかり褒めましょう！』

24「今永君の牽制球、よかったと思うよ」

21「大城さん…！ありがとうございます」

なんやかんやでいつもの雰囲気が戻って来た。

『期待してますよ、メジャー組』

16「もちろん、暴れるつもりだよ」

23「Count on me ! (俺に任せて！)」

11「楽しみだよ、久しぶりの日本のマウンドだ」

34「早く試合したいな…」

ア〇ンジャーズ…？

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侍ジャパン関連、リクエスト募集します(遅い)
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最後に、お気に入り200人突破ありがとうございます！
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