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9,2日目の始まり ページ9

黒崎が起きると時刻は早朝4時だった。
ネットカフェから外を覗くと警察は…いなかった。
今のうちに大量に食料を買い込もうとコンビニへ向かった。
黒崎は赤いパーカーを着ていたのでフードをかぶって外に出た。
50mほどあるコンビニへ行くとサラダ、パン、おにぎり、ハッシュドポテトなどを買った。
そして急いでネットカフェの部屋へ戻った。
もうコソコソ隠れるのは嫌なのだが、そうするしかないのだ。
ネットニュースを確認すると自分の情報が更新されていた。170cm、15歳、黒いリュック、
そして背中の白い翼…黒崎は驚愕した。おそらく黒崎が飛んだ瞬間を絲子は見逃さなかったのだろう。黒崎は崩れ落ちた。これからどうすればいいのだろう。
とりあえず持ってきた厚底の靴に履き替えて身長は対処した。この際、一回あえて外に出てみようと思ったのだ。昼間、どのような捜索体制が敷かれているのか知った方が有利にはなるからだ。
黒崎は外を覗いた。警察官はショッピングモールへと向かっている。
どうやらショッピングモール内の漫画喫茶にいると睨んだのだろうか。黒崎は外に出て見た。

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作者名:輪花さん(まむあ) | 作成日時:2023年11月18日 14時

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