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18,自'傷行為(ちょいグロ注意) ページ18
しばらくして黒崎が帰ってくると浜野はまだ腕を切っていた。
黒崎はそれを目にすると何も言わずに濱家の隣へ行き、肩に手を置いた。浜野が黒崎の方を向くと
浜野は驚いた。
黒崎が泣いていたのだ。浜野が「なんで泣いているの」と聞くと
黒崎は「そうやって自らの体を傷つけるのを見るのが耐えられなかったから」
と答えた。黒崎は感受性が普通の人よりも強い「HSP」と言う気質であった。
浜野は黒崎を落ち着かせると「わかった。もうしない」と言ってカッターを窓から投げ捨てたのだった。
そのあとはいつものようにパソコンで情報収集をしていた。
するとやはり昨日まで使っていたネットカフェに警察の捜査が入ったようだった。
黒崎はホッとした。
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作者名:輪花さん(まむあ) | 作成日時:2023年11月18日 14時