アホ峰とバ影山 ３

地雷 ページ16

木兎「おいあいつら今日どうした！大丈夫か？」





まぁそう思われるのも無理はない…けど




ウチは烏だけあって、雑食性だからな




深い山奥だろうと




歌舞伎町のど真ん中だろうと




食べられる物は全て食べ、自分より強い者は利用し




生き残る_______




これは、驚くべきスピードで進化している途中




……1人を除いて、だけど







ピピーーーッ







月島「…」





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見事全敗……いっそ清々しいな;;




みんなは自主練するっぽいな…アイツ以外




…はぁ、仕方ねえなあ！







A「蛍！」タッ


影山「…」









うわ…外も蒸し暑いな…




月島「…何？キミまで『自主練やらないの？』とか聞かないでよね」



A「いや…そうじゃなくてさ…蛍はどうしt」



黒尾「あ！ちょっとそこの！烏野の！メガネの！

ちょっとブロック跳んでくんない？

……あ、Aもいたのか。ついでにお前も来いよ」



A「げ。」


月島「あっ僕もう上がるので失礼しまーす」


黒尾「何！？」


木兎「ブロック無しでスパイク練しても意味無いんだよー頼むよー」


月島「何で僕なんですか。梟谷の人は_____」


赤葦「木兎さんのスパイク練、際限ないから皆早々に逃げるんだよ」


A「京治！」


黒尾「俺との対応の差‼

…俺はコイツ鍛えるのに忙しいんだよね」


灰羽「だからっ俺がブロック、跳びますってば！」


黒尾「うるせえ音駒でレギュラー入ってたかったらまずそれなりのレシーブ力つけろ」




あ…ハーフの…リエーフ？だっけ




黒尾「見えないかもだけど、コイツ全国で五本の指に入るから、良い練習になると思うよ」


赤葦「…ギリギリ三本の指には入れないんですかね」


黒尾「どんまい」


木兎「落とすくらいなら上げないでください！！」






……何この茶番。






黒尾「それにキミ、MB(ミドルブロッカー)ならもう少しブロックの練習した方が良いんじゃない？」


月島「…」ムカッ








A「……やっぱり鉄朗さんって性格悪いよね」


赤葦「…否定はしない」


黒尾「聞こえてますよお二人さん」









木兎「ん〜、メガネ君、読みは良いんだけど、弱々しいんだよなぁブロックが！！」


月島「…僕まだ発展途上なんで」ニコッ


黒尾「…そんな事言ってると、おたくのチビちゃんに抜かされるぞ？同じポジションだろ」







あ…それ言ったらダメなやつ…

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