アホ峰とバ影山 ３

喧嘩 ページ6

明日は、体育館の点検で部活がオフらしい



IH明けからオフ無かったし、休むのも練習のうち、ってね







A「って…お前ら帰らねーの？」






日向「あ！A！良かったらボール出ししてくれない？」


A「…はぁ、分かった。でもその代わり、明日はちゃんと休めよ？」


日向「おう！」


A「…飛雄もだかんな」


影山「…ウス」








その後何本か打ってるけど、中々うまくいかない



確かに、あの速攻を翔陽が空中で捌けるようになったら、その時は……



この2人は、小さな巨人をも超える



_______空中戦の覇者となる。



まぁ…それは机上の空論だし…だから飛雄も…






影山「春高の一次予選は来月だ

そん時武器になんのは完成された速攻と現時点で全く使えない速攻どっちだよ！？」



日向「俺は、自分で戦える強さが欲しい！」


影山「テメェのワガママで、チームのバランスが崩れんだろーが！！」





……チームが、崩れる…？





影山「…勝ちに必要な奴になら誰だってトスは上げる」





つまり、今の翔陽を、勝ちに必要だとは思ってない、ってか





日向「か、げ、や、まぁぁぁぁああ！！！！！」





ドガッ





影山「くっそが…！放せ！」


日向「トス上げてくれるまで、放さない！」





…これぞ新感覚ラブコメ❤





A「おい！！お前らここで喧嘩なんかしても意味ねーだろ！？……あっ！仁花！！誰か先輩呼んできて！！」




谷地「！？シャ、シャチ！！」




ちょうど帰るタイミングの仁花が見えたから、応援を呼んでもらった





A「って、お前らいい加減にしろッ！！！」





バシンッッッッ





A「いってぇぇぇ！！！」





うん、喧嘩止めようとしたら流れ弾ならぬ流れ拳頂きやしたぁ！！！！





日向「あ…Aごめん…お前も謝れよ！！」


影山「当たったのお前の手だろーが！！」


日向「は！？どっちかなんて分かんねーだろ！？」





……このクソガキ共ッ…！！！





田中「！？お前らやめろぉぉおおお！！！」


__________________________________________




A「…何か言う事は？」


影山「…悪かった」


A「本当に思ってんのかよ…」





あの後、龍之介さんの制裁により、なんとか喧嘩は収まって、今は飛雄と帰ってる途中





……よし、決めた





A「…おい」


影山「あ？」


A「明日…この前話してた駅前のカフェ行くぞ」


影山「…は！？」

小さくて弱い→←巨人兵

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す