和解 ページ42
夕飯の時間
A 「大地さん、先程は、ご迷惑をおかけしました」
澤村 「言ったろ?頼れって。それより、肩は大丈夫なのか?」
A 「はい、リコさんと潔子さんに手当てしてもらいましたから。でも、帰ったら一度病院に行ってみます」
澤村 「あぁ、分かった。コーチ達には俺から言っておくから」
A 「それで、あの…夕飯、皆と別々に食べても良いですか…?
…テツと、ちゃんと話がしたいんです」
澤村 「もちろん。行ってこい」
A 「あざす!」
__________________________________________
A 「テツ!…向こうで一緒に食べない?
勝負は途中で終わっちゃったけど、あのままいけば私が負けてたし…テツの話、ちゃんと聞きたいから」
黒子 「分かりました」
そこから、私達はお互いの知らなかった事、あの時何があったのかを全て話した
テツヤと荻原くん、そして征十郎の事
誠凛で、キセキの世代を倒して日本一を目指している事
大我は、キセキの世代と同じ力を持っているという事
A 「…つまり、テツ達はもう、涼太と真太郎には勝ってて、あの2人はもう前みたいに戻ってるってこと!?」
黒子 「はい。連絡したかったのに、Aさん、メアドも電話番号も変わってて…」
A 「さーせん…」
黒子 「…あの2人と、仲直り、したくないですか?」
A 「…全中決勝の後、ロッカールームでさ、あいつら全員に言ったの
なんであんな試合したんだ?って…
みんな全然聞く耳持たなくてさ、終いには、大輝に、お前のせいだろ!って言われちゃった…
それが、結構トラウマでさぁ…(苦笑)
涼太や真太郎も、結構あからさまに態度に出てたし
今も、怖い
また拒絶されるんじゃないかって」
黒子 「……"謝りたい"って、言ってました」
!!
黒子 「2人とも、ずっと貴方に謝りたいって思ってたって言ってました
貴方が居なくなって、僕達は改めて、貴方が、Aさんが必要なんだって思いました
僕からも謝らせて下さい
あの時、苦しんでいたのは僕だけじゃなかったのに
Aさんも苦しんでいたのに
気付けなくて、すみませんでした!!」
ちょ…!皆こっち見てるじゃん…
A 「テツ……顔、上げて?
テツは悪くないよ
全て私の意思でした事なんだから
それに、倒してくれるんでしょ?アイツらを
見せつけてやってよ!
テツの、誠凛のバスケを!」ニカッ
黒子 「…はい!!」
590人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
al8056(プロフ) - 猫との出会いから研磨の苗字が違いますよ弧爪じゃなくて孤爪です (2020年8月7日 8時) (レス) id: 1c6df9d5a3 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - ユキさん» 今が旬のボケを取り入れてみました笑笑、これからも楽しんでもらえるよう頑張ります! (2020年2月22日 23時) (レス) id: ffc833fe08 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 初コメ失礼します。エリカ様は笑っちゃいました笑、これからも頑張ってください! (2020年2月22日 22時) (レス) id: 186d2f8cf4 (このIDを非表示/違反報告)
Banila_ice(プロフ) - sheepさん» やっと再会させてあげれました!!これからも頑張ります! (2020年1月22日 11時) (レス) id: ffc833fe08 (このIDを非表示/違反報告)
sheep(プロフ) - 黒バスメンバーと絡むシーン待ってます!!、更新頑張ってください! (2020年1月21日 10時) (レス) id: e49b981c97 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:沙羅 | 作成日時:2020年1月14日 15時