彼らは私に甘過ぎる 【BTS】

◆ヒョンライン ページ5

皆さんあんにょん。
寝起きでテンションの低い、チョン・ジョングクの双子の妹Aです。

普段から一緒に寝ている私たち。
朝起きたらまず入ってくる景色は、グクの寝顔。
まず感じるのは、力強くまわされたグクの腕。
不満はないけど、正直苦しいです。

でも今日は違った。
朝早くから仕事があったのか、朝起きるとジョングクはどこにも居なかった。
朝必ず見る兄の寝顔が見れなくて、なんだか寂しく感じてしまう。



『"おはよう！今日は朝はやくてごめん。でも、夜もはやいから待っててね。ジョングク"…ね』



かわいらしくハートがかかれた置き手紙が、机の上に置いてあった。
文通のように、私も小さく"待ってる。A"と書き足して伸びをする。
そして何秒かぼーっとしたあと、すぐさまパジャマを脱ぎ捨てた。

クローゼットを開いて、適当にワンピースを選ぶ。
そしていつもパジャマの上に着るカーディガンを羽織って、いざリビングへ。



『おはようございますー』

JN「ん、おはよー！」



フライパンを片手に料理をするオッパは、世界一かっこいいと思う。
しかも、朝だからか寝癖がついていたりするのがさらにかっこいい。
気取っている人より少しラフな感じというか、楽な雰囲気の人が好みだから、
ジニオッパはとっても魅力的だ。



SG「今日はマンネラインが仕事だってさ」

JH「珍しいよね俺たちの組み合わせって！」

RM「たしかに。いっつもジョングクたちだもんなー」



ということらしい。

つまり、今日家にいるのは私とヒョンラインのみ。
ひゃあ、なんだか緊張しますね〜。

というのも、ジニオッパ以外のオッパたちとはあまり深く関わった事は無い。
彼らが大人すぎるというのもあるし、作業組がいるからあまり話さないというのもある。
今日は親交を深めるチャンスだ。


さっそく絡んでいこうかな。

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