◇ ページ29
.
作業すること30分ほど。
丁寧に接着剤を貼っていると、寂しがりやのジョングギが後ろから抱き着いてきた。
大丈夫です。
ユンギオッパが前のめりになって私を見守っているけど、今だって失敗一つしてませんよ。
すっごい前のめりになりすぎて、あれは絶対のちのち腰が痛いヤツです。
でもドヤ顔してもその姿勢はやめてくれないので、私はとっくに諦めました。
JK「何作ってるの?」
『超おしゃれな雑巾作ってるの』
JK「……俺もしたい」
『半分こしよ』
JK「ん、ありがと」
隣に並んでペタッと貼るだけの作業。
別に楽しいわけでもないし、しかもユンギオッパに見守られてるというのに。
ちらっとジョングギくんの顔を覗けば、心なしか頬が緩んでいるような気がした。
そして私を見て、めがあうと無邪気に笑う。
まるで、子供の頃に戻ったみたいな懐かしい気分になる。
JK「ね、今度代わりの服買いに行こうよ」
『グギ忙しいんじゃないの?』
JK「ううん、大丈夫。Aのためなら、一日くらい休みとってくるから」
親指を立ててドヤ顔をするジョングギ。
久しぶりの家族らしい会話に、私の頬も思わず緩んだ。
どうしてもこの頬の緩みはおさえられなくて、ウキウキな気分で作業を進める。
今まで邪険にしてしまっていたグクだけど、やっぱり、私はグギが大好きだった。
638人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いま - 兄弟だけどグクと恋愛してほしい!! (2018年9月5日 21時) (レス) id: fbca5055d2 (このIDを非表示/違反報告)
Y汰(プロフ) - かやさん» たしかにテテとの絡みが少ないですよね…。今読み返してみると大変申し訳ないです!! コメントありがとうございます!更新頑張らせていただきますね! (2018年1月8日 14時) (レス) id: b6b8c9b96c (このIDを非表示/違反報告)
Y汰(プロフ) - いちごミルク1010さん» 更新頑張らせていただきます! (2018年1月8日 14時) (レス) id: b6b8c9b96c (このIDを非表示/違反報告)
かや - 更新ふぁいんてぃんっ! (2018年1月8日 13時) (レス) id: 1f993a971f (このIDを非表示/違反報告)
かや - この感じめっちゃ好きです!グクテテとの絡みも増やして欲しいなぁとか思ったり!( 笑 ) (2018年1月8日 13時) (レス) id: 1f993a971f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Y汰 | 作者ホームページ:
作成日時:2018年1月4日 19時