彼らは私に甘過ぎる 【BTS】

▽番外編 ページ27

ARMYの皆さんこんにちは！
防弾少年団のマンネのジョングクです！


ただいま俺は、シュガヒョンの部屋にお邪魔しています。


俺に気づいているのかいないのか、真剣にパックをしているヒョン。
俺がちらっと覗き込んでも、黒目をこちらに向けさえしてくれない。
ヒョンの耳元で大きな音を出してみるも、まばたきされるだけで反応はナシ。

今度は叫んでみよう、と息を吸い込んだところで、ヒョンがようやく俺に顔を向けた。
真っ白な肌の上に、さらに白いパックがされている。
なんだかお化けみたいだ。



SG「A」

『A？ が、なんですか？』



急に双子の妹の名前をよぶヒョン。
ドアのところにいるのかと思って振り向いても、誰もいなかった。
ヒョンを振り向き返し、首を傾げてみる。
すると小さくつぶやかれた言葉。



SG「可愛くなったな」



は、



はい！！！？？？？
元から可愛いですけど！！？？
俺の妹は元から宇宙一可愛いですけどっっ！！！？？？

こないだAに怖がられた目力でヒョンを圧迫する。
これでもかというほどの圧迫。
もちろん写真を撮られた。
圧迫というか、渾身の変顔だった。



『ヒョンAに惚れたんですか？ 可愛いのはわかりますけどまじやめてください』

SG「なんでお前に言われなきゃいけないんだよ。つかんなこと言ってねぇだろ」

『だって可愛いって。ヒョンが女の子に可愛いなんて、聞いたことありませんよ』

SG「うるせえなあ」



耳をふさぐヒョン。

はえ？？？
耳が赤いんだけど？？？？？
ちょっと嘘ですよね！！！！？？？

そしてまた目力で圧迫。
その攻撃がはたして効果を出しているのかは知らないけれど、
シュガヒョンはこのあと、すぐに眠りについてしまった。




『嘘明日ヒョンラインしかいないの…！！？？ 最悪…ユンギヒョンだけ消えないかな……』
TH「シュガヒョーン！ 今ジョング んぶっ」
『ヒョンまじ黙って』



後々知ったけど、このときユンギヒョンは酔っ払っていたらしい。
かなり珍しいことなので、今でも信じられない。
でもとりあえず、本人も発言内容を全くおぼえていないので、一安心です！！！！

(ヒョンライン前日話)

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