◇ ページ2
.
ジニオッパは、私から奪い取った包丁をジミナオッパに渡すと、苦い顔をこちらに向けた。
おそらく、私が以前料理したときのことを思い出しているのでしょうね。
あれはたしかに酷かったと、自分でも強く思う。
これは半年前のこと。
グクとふたりでお留守番をしていたとき、グクは疲れて眠ってしまってたので、
私が代わりに皆さんの夕飯を作る事に。
パスタでいいかな、と麺をゆでていると、沸騰したお湯が溢れて私は大パニック。
音はすごいし、火はチカチカしているし、麺はこげてしまっているし。
日頃からお母さんが料理している様子を見ていたはずなのに、失敗してしまった。
それが衝撃的すぎてわんわん泣いていると、珍しくグクが飛び起きてきた。
眉を精一杯寄せながら、私と溢れたおなべを眠そうな瞳で交互に見て頭をかいた。
JK「なにが…あったの？」
『う〜っ！グギーーっ！！』
JK「わっ！泣かないで！」
グクにしがみついて、ゆっくり状況を説明しだす。
すると、いつの間にかオッパたちも帰宅していて、この状況を見て唖然。
ユンギオッパに「パスタも作れないの…？」と呆れられ、
それ以来、私は危険人物認定されてしまい、料理は二度と禁止になりました。
でもそれは半年前のお話。
今は鍛えているから大丈夫です！
にっこりと満面の笑みでジニオッパを見つめれば、オッパも私を笑顔で見つめ返す。
そして、優しい声で一言。
JN「じゃー、ユンギと役割交換で！ 応援よろしくね！」
『えっ』
SG「おー、腕がなるわー」
『ちょ』
JK「俺だけでいいからね、応援するの」
JM「グガじゃなくて俺でお願いね〜♡」
『〜〜っ！ 誰も応援なんてしません！』
TH「あっちで遊ぼー」
『もちろん！！』
可愛がってくれるのは嬉しいけど、役に立ちたいのに。
＿＿私のおもいが届くまでは、かなり時間がかかりそうです。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 638人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いま - 兄弟だけどグクと恋愛してほしい!! (2018年9月5日 21時) (
レス) id: fbca5055d2 (このIDを非表示/違反報告)
Y汰(プロフ) - かやさん» たしかにテテとの絡みが少ないですよね…。今読み返してみると大変申し訳ないです！！ コメントありがとうございます！更新頑張らせていただきますね！ (2018年1月8日 14時) (レス) id: b6b8c9b96c (このIDを非表示/違反報告)
Y汰(プロフ) - いちごミルク1010さん» 更新頑張らせていただきます！ (2018年1月8日 14時) (レス) id: b6b8c9b96c (このIDを非表示/違反報告)
かや - 更新ふぁいんてぃんっ！ (2018年1月8日 13時) (レス) id: 1f993a971f (このIDを非表示/違反報告)
かや - この感じめっちゃ好きです！グクテテとの絡みも増やして欲しいなぁとか思ったり！( 笑 ) (2018年1月8日 13時) (レス) id: 1f993a971f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Y汰 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年1月4日 19時
