彼らは私に甘過ぎる 【BTS】

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『オッパー！ オッパ！ オッパどこ！？』

SG「うっせ、オッパはここですよ」

『違うそのオッパじゃない！』

SG「はあ？失礼だな」

JM「ここだよー♡」

TH「んー！ ここここっ！」



違う！！
どのオッパも違います！！

どたどたと廊下を走り、ジニオッパを探す。
すると



JN「ここだよぉー」



なんて呑気な声。



『ねえオッパ！ やっぱ日本はすごいよ！ ジーンズで掃除をする時代なんだって！！』



やっと見つけた！
急いでそう話すと、ナムオッパの部屋にいるのかふたりで歓声(?)をあげた。

どうやら、日本は着なくなったジーンズで掃除をするらしい。
しかもパスケースにしたり、アクセサリーにしたり。
じゃーん！とジニオッパに見せれば、可愛く声をあげた。



JN「やー、すごいなあ！ 僕ら思いつかなかったよ！」

RM「それにしてもすごいジーンズの量…。全部アクセサリーとかにすんの？」

『そのつもりです！』



親指を立てれば、さすがに苦笑いを浮かべるナムオッパ。
それもそのはず。
私だけの量じゃなくて、グクのもあるのだから相当な数だ。
最悪でも7着くらいはある。

それに、ナムオッパも今部屋を掃除しているし、もしかしたらまだ見つかるかもしれない。
まあそうしたら、フリーマッケットで売るしかないですね。
エコエコ。



『じゃあ、とりあえずはさみどこですか？』

JM「えー、それはさみじゃきついでしょ！せめて工具用じゃなきゃね」

『あ、ジミナオッパ！』

SG「工具用なら、ほい」

『ん、ユンギオッパもいる！』



やっほー！と笑うジミナオッパは天使です。
対照的に、ん、とぶっきらぼうに返事をするユンギオッパはクールでかっこいい。
さすがアイドル。
ぶっきらぼうでも睨んでいても、元がよければ許せてしまうのね。

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