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店員さんが如月処で働く理由 ページ6

店員「まず、私が如月処で働いている理由
からお話ししましょう…」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
店員side


それは、ある夜の話へとさかのぼりります。


いつも通りの夜でした。


家は少々貧しかったのですが、父と母、妹と私


変わらない面子、変わらない日々、それを私は当たり前だと思ってしまったのです。


いつも通りの日々でした。


皆で起き、朝食を食べ、父が畑を耕し、母は
山草を取り、私は妹のお世話をする。


いつも通りでした。


それを、アレがぶっ壊したんです。


あぁ、アレじゃ分かりませんよね。


『鬼』


と、言ったら分かりますよね?鬼狩り様


すみません。貴女方の事は店長から話を伺っております。


私は、貴女方鬼狩りが憎くてなりません。


お客様なのに……どうしても憎く感じてしまうのです。


貴女方鬼狩りが、もう少し早く着いてくれれば皆、助かったかもしれないのに……


これのみ言われても訳が分かりませんよね、


詳しく説明させていただきます。


あの夜、夕食を食べ、皆で就寝しようとした、その時です。突然、木が壊されたような、
『ミシミシ』と『バキバキ』という音が、
したんです。その音に対し、父が


父「ちょっと様子を見てくるよ」


と、言ったんです。


私はもちろん反対しました。


父の身に何かあってからでは遅いので。


それに、何か嫌な予感がしたのです。


もう、父と話せなくなる、会えなくなるかの
ような、そんな気がしたのです。


あの時、もっと反対しておけば、何かが変わったのかも知れませんね。


いや、過去の事をとやかく言うのは止めにしましょう。どんなに嘆いても、過去は変わらないので


すみません。話に戻りますね。


私は反対したのですが、父は私の言うことを


父「大丈夫だよ、すぐ戻ってくるから」


といい、音のした方へ行ってしまったのです。


私が、父の身を心配していたその時です。



「うぎゃああああぁぁぁぁぁ」


というこの世の断末魔のようなそんな声が、
父が向かっていった方向からしたのです。


私達は、何事かと思い、すぐさまその声が
してきた方向に向かいました。


そこで私は、この世の者ではないような、
そんな者を見てしまったのです。


あの、悪魔(オニ)

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設定タグ:鬼滅の刃 , 胡蝶しのぶ , 裏切り   
作品ジャンル:アニメ
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狗田やな(プロフ) - 【湖の宝石】さん!嬉しいです!そのコメントで、物凄く頑張ろう!という気持ちになれました!これからも頑張るので応援お願いします。 (2021年8月9日 18時) (レス) id: f456a36880 (このIDを非表示/違反報告)
【湖の宝石】(プロフ) - 狗田やなさん» 月1 とは一話の更新がですか?でも、貴方の作品が大好きな人はきっと待ってくれると思いますよ♪ (2021年8月8日 21時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
狗田やな(プロフ) - 【湖の宝石】さん!ありがとうございます!でも、そうすると結構月1とか、遅いペースになるかもしれません。( ´-ω-)もうすればいいでしょうか? (2021年8月8日 20時) (レス) id: f456a36880 (このIDを非表示/違反報告)
【湖の宝石】(プロフ) - 更新お疲れ様です!何回かに分けて書くならば、非表示にすると途中経過のまま更新する時に便利ですよ (2021年8月8日 20時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
狗田やな(プロフ) - はい!頑張ります! (2021年7月24日 17時) (レス) id: f456a36880 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:狗田やな | 作成日時:2020年4月9日 18時

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