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「好きです。付き合ってください」
放課後の校舎裏。真っ赤な顔して俯く女子生徒と突然気になってる女の子に告白されて驚いている男子生徒。しばらく沈黙が続く。
「ほんとは心に秘めてようと思ってたんだけど、我慢できなくなっちゃったの…急に困るよね、ごめんね…」
「違う、困らない。むしろ、すっげー嬉しい…俺でいいの？」
「うん、洸希がいいから告白したんだよ？」
「そっか。めっちゃ嬉しい。俺も、ずっと気になってたから。これからよろしくお願いします」
そういってお互い顔を真っ赤にして、でもすごく幸せそうで。
「あーーー、よかった。2人の恋が叶って。私のお仕事はこれで終わり！」
親友の恋路を校舎の影から見守っていた私は荷物を取りに教室へと戻ることにした。
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作者名：ぺ | 作成日時：2021年4月21日 3時
