かわいすぎるよ勝己くん３【爆豪勝己】 (ページ22)

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お風呂から上がると、何故か3人分の食事だけがテーブルに並んでいた。

『みんな食べないの？』

「あいつらはもう食べ終わってる」

食べ終わったならお風呂行ったりすればいいのに、何故か全員がこちらを見ていた。

「デクさん、どうして隠れてるの？」

エリちゃんも不思議がっている。

さっきと家具の位置も変わってる気がする。

「テメェら何見とんだ消えろ！！！」

『みんな、見られるとめっちゃ食べにくい』

「「「お気になさらず！！」」」

いや、気になるわ！！！

お腹空いたので、無視して食べることにした。

勝己くんはまだイライラしてるけど。

「爆豪さん、顔こわい」

『勝己くーん、もっと優しい顔して！！』

「…チッ」

『はい、いただきます！』

「いただきますっ！」

「いただきます」

エリちゃんが目をキラキラさせながら美味しいと言った。

すると、当たり前だって勝己くんが言って自分も食べたらこのカレーは甘すぎるって怒ってた。

『子ども出来たらこんな感じかなぁ』

「ガキなんかいらねぇだろ」

『えーっ！』

「俺は面倒見ねぇぞ」

『私が見るから2人は作ろ！！』

「1人にしろや」

『2人欲しいもん！』

「はぁ……好きにしろ」

『やったー！』

私と勝己くんのやりとりを見て、

エリちゃん含めてここにいる皆が思った。

あー、2人は結婚する気なんだなーって。