かわいすぎるよ勝己くん３【爆豪勝己】 (ページ20)

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106 エリちゃんは優しいページ20

校長に演習を見学する許可を得た。

『エリちゃん、緑谷くんあそこにいるよ！』

「デクさんかっこいい…！」

『かっこいいね〜』

「あれ、デクさん怪我してる？」

『ほんとだ。大丈夫かな？』

緑谷くんが怪我したみたい。

演習だからよくある事だけど、エリちゃんにとってはふつあではないから心配なのだ。

『すぐに立ったから大丈夫みたいだよ！』

「良かった…」

『エリちゃんは優しいね』

エリちゃんはとても優しい良い子だった。

演習が終わったあとは、エリちゃんの勉強を教えた。

『そろそろ授業終わるから、寮行こっか』

「うん！」

放課後になり、また寮に来た。

『皆おつかれ〜』

「お、おつかれさまです」

エリちゃんは2日目にしてとても懐いてくれた。

私の真似して話す姿に我が子のように思えてしまった…

「A」

『あ、勝己くん』

「ちょっと手伝え」

『ん？』

勝己くんに呼ばれてキッチンへ行く。

すると、カレーを作る用意がされていた。

『カレー作るの？』

「ガキと仲良くなれって言われた」

『相澤先生さすが！』

「料理なら一緒に作れんだろが」

『うんうん！エリちゃーん』

「は、はい」

『一緒にカレー作ろ！

このお兄さん顔は怖いけど料理上手なの！』

「よ、よろしくお願いします！」

3人でカレーを作ることになりました。