【ヒロアカ】変な奴。【爆豪勝己】 (ページ5)

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まず青山くんが教壇に立ち、発表した。

「輝きヒーロー…I can not stop twink ling .！訳して…キラキラが止められないよ！」
「ここはIを取ってcan'tに省略した方が呼びやすい。」

良いんだ…短文…。
次に立ったのは三奈ちゃん。

「ヒーロー名、エイリアンクイーン！」

しかし再考。

「梅雨入りヒーロー、フロッピー！」
「かぁわいい！親しみやすくていいわ！」

青山くんと三奈ちゃんの大喜利の空気を断ち切ってくれた梅雨ちゃんを後に次々に発表して行った。

「剛健ヒーロー、烈怒頼雄斗！」
「これはあれねぇ、漢気ヒーロー紅頼雄斗のリスペクトね！」
「そっす！だいぶ古いけど、俺の目指すヒーロー像は紅そのものなんっす！」
「憧れの名を背負うってからには相応の重圧が付いて回るわよ！」

憧れ…、私が目指す人…。
笑顔いっぱいのお母さん、諦めないお茶子ちゃん、強い爆豪くん。

"Aはアタシのヒーローさ！"

フリップに小さく書いたものの、発表するタイミングを逃した。
みんなどんなのか知りたいし…最後の方でもいいや…。

「ヒアヒーロー、イヤホン=ジャック。」
「良いわね！次！」
「触手ヒーローテンタコル。」
「触手のテンタクルとタコの文字りね！」
「テーピンヒーロー、セロファン…！」
「分かりやすい！大切！」

ミッドナイト先生がノリノリで、次から次へと発表して行く。

「爆殺王…！」
「そういうのはやめた方が良いわね。」
「なんでだよ！」
「爆発さん太郎にしろよー！」
「黙ってろクソ髪ィ！」

ヒーロー……とは…。

「ヒーロー名、思ったよりずっとスムーズに進んでるじゃない！残ってるのは再考の爆豪くんと、飯田くん、緑谷くん、そして水野さんね。」
「は、はい…。私…、出来てます…。」
「おっ、じゃあ発表！」

大丈夫、恥ずかしくない。
お母さんがそう言ってくれた。