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「やっと目が覚めたな、子犬」
覚えのない、真っ白な天井。
医務室だろうか。
『お腹すいた……』
「一日中昏睡していたからな、と言いたいところだが。お前が倒れたから1時間しか経ってない」
マジかよ。
こんなにお腹鳴ってるのに。
「監督生くん！やっと起きましたね？！聞きたいことが山ほどありますよ！」
ドタドタと駆け込んできたのは学園長。
表情が疲れ切っている。
「子犬、ルーザの件、本当にお前か？」
『やってません！な、何かの間違いですってば！なんだったら真実薬を使っていただいて構いません！』
だよな、というように頷く二人。
「実はあれは合成である可能性が浮上していましてね？私達としてはそっちを疑っているので、念の為聞いたまでですよ」
「集会を中断させたばかりではなくフェイク映像を見せただなんて。そんな駄犬は俺が直々に躾けてやる」
なんであれ、あらぬ罪をきせられることは無さそうで安心した。
けど先生方は信じてくれても、生徒はどうだろう。
エースやデュースはどう思っただろう？
ついに完璧に見限られてしまうだろうか？
シュラウド先輩だって、きっと良く思わないだろうな。
なによりヘレナの取り巻きは私を叩く最高の理由を見つけてしまった。
これからが、少し怖い。
「悪いが学校側は何も言えない。まだ何もわかっていないからな。ただ、辛い時はご主人様に相談しろ」
私の心を見透かしたようなことを言う。
『ワン！』
「クルーウェル先生あなた生徒調教しないで下さいよ」
ラッキーアイテム
糸杉
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Matyu(プロフ) - るいさん» コメントありがとうございます〜どうかグリムを抱きしめてやって下さい！最悪のシュラウド、最高ですよね。 (4月27日 7時) (
レス) id: 804f68e71a (このIDを非表示/違反報告)
るい - グリムー！！！！ひとりぼっちじゃないよー！！！監督生がいるよー！！！でもイデア先輩も最高だなー (4月27日 5時) (レス) @page25 id: b34786daa2 (このIDを非表示/違反報告)
Matyu(プロフ) - 水豚さん» とても光栄なお言葉です！ヤンデレ風味のシュラウド、良いですよね。こちらこそ、読んでくださりどうも有難うございました。 (2月26日 17時) (レス) id: 7b0c655599 (このIDを非表示/違反報告)
水豚 - やばい、性癖に刺さったァ、全私が喜んでいる…。こんなに素晴らしい小説、タダで読めるなんて…。ありがとうございました。 (2月26日 2時) (レス) @page25 id: 1de28648f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Matyu | 作成日時：2024年1月12日 19時
