BacK FronT 27 ページ28
genki side.
溝内をやられてから、皆がいろいろ
看病してくれたおかげで数日で俺は復活した
それと、Aは一人暮らしの家へ戻った
少しの間だったけどAといれて良かった
そして今日、久しぶりに登校してる
｢ あ、あのさ … この前の言いたいことって何？ ｣
あ、そうだった
俺は帝学を倒したら告白するって決めてたんだ
玄｢ … 実は、 ｣
その時、神宮寺たちがやってきて
俺の言葉は詰まった
廉｢ なあ、今日カラオケ行かね？ ｣
神｢ いいじゃん、行こーぜ ｣
カラオケか
たまにはいいかも
｢ あー、私はパス ｣
皆が理由を尋ねる
｢ 今日の放課後、先生に頼み事されちゃって … ｣
紫｢ えー、まじか ｣
俺も手伝ってあげようかな
玄｢ どんな頼み事されたの？ ｣
｢ なんか、資料をホッチキスでまとめる感じの ｣
玄｢ 手伝ってやるよ ｣
Aの表情が一瞬で明るくなった
｢ ほんとに！ありがとう！ ｣
Aは嬉しさのあまりか抱きついてきた
神｢ おい、こんなとこでイチャイチャすんなよー ｣
神宮寺たちにはやし立てられ、
俺たちは自分の席へ戻った
放課後になって、ようやくAと２人になれた
玄｢ あのさ、俺 ｣
そう言いかけた時教室のドアが開いた
｢ … 勝利くん？ ｣
勝｢ えっ、A！ ｣
現れたのは生徒会長の佐藤勝利
２人はお互いに名前を呼びあった後抱き合った
そこには俺の入れるスペースなんか無くて、
一気に距離と壁ができた気がした
玄｢ … 知り合い？ ｣
｢ 私の幼なじみだよ ｣
はじめましてと頭を下げる丁寧さにイラついた
それからしばらく２人で笑い合うのを見てた
勝｢ じゃあ、また明日 ｣
｢ うん！ ｣
やっとあいつがいなくったと思うと清々した
玄｢ … あいつのこと好きなの？ ｣
｢ え？ … うん、好きだよ ｣
玄｢ へえー、そうなんだ ｣
俺は適当に返事をして作業に入った
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きゅん(プロフ) - この作品、とても面白くて何回も読み返してしまいます！素敵な作品をありがとうございます！ (2019年10月13日 11時) (
レス) id: 024a42f5a5 (このIDを非表示/違反報告)
iori(プロフ) - 作者とはなんの関係もありませんが、この作品が書かれたのはかいちゃんがしょうれんと組む前なので出てこないのだと思いますよ。 (2019年8月24日 22時) (レス) id: cc19ded41b (このIDを非表示/違反報告)
ひなの(プロフ) - 海人でてこないんですか？ (2019年2月3日 17時) (レス) id: 3fd911b205 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - あれっ海人くんが出てこない… (2018年12月19日 16時) (レス) id: f8203c4a04 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - めちゃくちゃ読みやすくてひたすらに読んでました！！他のシリーズ？とかも読みたいです！！ (2018年12月17日 2時) (レス) id: d50ae6409d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっくー。 x他2人 | 作成日時：2016年4月23日 13時
