罠 ページ26
「アハハ、それは脅されましたねェ」
「笑いごとじゃないですよう、兇悪なマフィアとか直ぐに死ぬぞとか…とんでもない処に入っちゃった…」
例の場所へ向かう道中、敦はどんよりとそんなことをごちた。
「まァまァ、ボクでも続けられてるくらいだから、大丈夫ですッて」
「でも谷崎さんも『能力者』なのでしょう?どんな力なんです?」
「や、あんまり期待しないでくださいよ。戦闘向きじゃないンですから。」
『でもわたしは、潤ちゃんの能力好きだよ。とっても素敵だと思う。』
「ね、姉さん…あ、ありがとう…」
実の姉に顔を赤く染めてデレデレしている谷崎は、どうやら妹にも、姉にも弱いらしい。
「着きました。」
そんなことを話している間に、目的地に着いたらしい。
が…
「なんか…鬼魅の悪い処ですね。」
「…おかしい。本当に此処なんですか?えっと…」
「樋口です。」
「樋口さん、無法者と云うのは臆病な連中で___大抵、取引場所に逃げ道を用意しておくモノです。でも此処はホラ
捕り方があっちから来たら逃げ場がない。」
そこで、樋口は不敵に笑う。
Aははっ、として2人の前に出る。
「その通りです。失礼とは存じますが、嵌めさせて頂きました。私の目的は…
貴方方です。」
樋口は携帯を起動させ、誰かと通話を始める。
「芥川先輩?予定通り捕らえました。これより処分します。」
「芥川…だって?」
《重畳…五分で向かう》
「我が主の為___ここで死んで頂きます。」
「こいつ…」
「ポート・マフィア…!」
ドガガガガガガ
樋口の銃を乱射する音が響いた。
処変わって探偵社
ぱちっ
太宰が目を見開く
「おい太宰、いい加減仕事を_____」
国木田が振り向くも…
太宰はそこには既に居なかった。
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Divan’ Arc-en-ciel(プロフ) - おぉぉぉぉおおお!!!続編!!!おめでとうございます!!!!応援頑張って下さい! (2017年6月12日 19時) (レス) id: 3b636005a9 (このIDを非表示/違反報告)
オタオタhshs(プロフ) - すごい面白いです(〃艸〃)芥川さん落ちに1票入れさせて頂きますm(_ _)mこれからもぜひぜひ頑張って下さい! (2017年6月12日 18時) (レス) id: d63ff6d4cd (このIDを非表示/違反報告)
はやし(プロフ) - この作品に惚れました。(何言ってんだ)貴女様の谷崎君可愛すぎます。これからも頑張って下さい!応援しております。 (2017年6月9日 17時) (レス) id: 3e69f8f1b1 (このIDを非表示/違反報告)
千南.*・゚.゚(プロフ) - オチは谷崎さんでお願いします とっても面白いです! これからも更新頑張ってください! (2017年6月7日 21時) (レス) id: f71cdd405e (このIDを非表示/違反報告)
下野ゆき(プロフ) - 落ちは4番でお願いします。ではこれからも更新がんばって下さい! (2017年6月7日 18時) (レス) id: d03d38ff75 (このIDを非表示/違反報告)
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