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爆弾魔説得 ページ16

「や、やややや、やめなさーい!親御さんが泣いてるよ!」

「な、何だアンタっ!」

ひいい怖い!どうしてこうなった!








「社員が行けば犯人を刺激する。となれば、無関係で面の割れていない君が行くしかない。」

「む、無理ですよ!そんなの!第一どうやって…」

「犯人の気を逸らせてくれれば後は我々がやるよ。___そうだな、落伍者の演技でもして気を引いては如何かな。

信用し給え。この程度の揉め事、武装探偵社にとっては朝飯前だよ」








「ぼぼ、僕は、さ騒ぎをき聞きつけた一般市民です!いい生きてれば好い事あるよ!」

「誰だか知らないが無責任に云うな!みんな死ねば良いンだ!」

「ぼ、僕なんか孤児で家族も友達も居なくてこの前その院さえ追い出されて、行くあても伝手も無いんだ!」

「え……いや、それは…」

「害獣に変身しちゃうらしくて、軍警にバレたら多分縛り首だし、とりたてて特技も長所もないし、誰が見ても社会のゴミだけど…

ヤケにならずに生きてるんだ!だ、だだだから」

僕の言葉にしどろもどろになり、後退する爆弾魔

僕の背後で

(敦君…ダメ人間の演技上手いなぁ)

と、太宰さんが思っていることなど当然知るよしもない。

「ね、だから爆弾捨てて一緒に仕事探そう…」

「え、いや、ボクは別にそういうのでは…」

と、爆弾魔に隙ができたのを太宰さんたちは見逃さなかった。

「手帳の頁を消費うから、無駄撃ちは嫌なんだがな…


『独歩吟客』」

国木田さんの異能…

手帳の頁が、何かに変化した…

「手帳の頁を鉄線銃に変える。」

国木田さんは変化した鉄線銃を手にし、それを犯人の手に向けて打つ。

「なっ…!」

彼の手から、見事に爆発スイッチが撃ち抜かれる。

「確保!」

慌てる爆弾魔…そいつに、容赦無く強い蹴りをいれた国木田さん。

そして、爆弾魔を取り押さえる。

「一丁あがり〜」

僕は力が抜けて、へな…となった。

爆弾を見ると、作動していないようで安心した。太宰さんがぐっとこちらに向けてくれる。

よかった、これで解決だ…そう思った

その時

僕は何者かに背中を押され…

「ぶっ!」

床に激突。その拍子に、ピッと何かの音がした。
ぴ?

「あ」

「「あ」」

爆弾が起動した?!!

命を張って→←爆弾魔



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Divan’ Arc-en-ciel(プロフ) - おぉぉぉぉおおお!!!続編!!!おめでとうございます!!!!応援頑張って下さい! (2017年6月12日 19時) (レス) id: 3b636005a9 (このIDを非表示/違反報告)
オタオタhshs(プロフ) - すごい面白いです(〃艸〃)芥川さん落ちに1票入れさせて頂きますm(_ _)mこれからもぜひぜひ頑張って下さい! (2017年6月12日 18時) (レス) id: d63ff6d4cd (このIDを非表示/違反報告)
はやし(プロフ) - この作品に惚れました。(何言ってんだ)貴女様の谷崎君可愛すぎます。これからも頑張って下さい!応援しております。 (2017年6月9日 17時) (レス) id: 3e69f8f1b1 (このIDを非表示/違反報告)
千南.*・゚.゚(プロフ) - オチは谷崎さんでお願いします とっても面白いです! これからも更新頑張ってください! (2017年6月7日 21時) (レス) id: f71cdd405e (このIDを非表示/違反報告)
下野ゆき(プロフ) - 落ちは4番でお願いします。ではこれからも更新がんばって下さい! (2017年6月7日 18時) (レス) id: d03d38ff75 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アネモネちゅん | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2017年5月16日 4時

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