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ゲーム通りことが進み、沖田さん達は平助までもが伊東さんの肩を持っているのにびっくりしていた。
沖「何や平助…お前、どっちの味方や。」
藤「別に俺はどっちの味方でも無いですよ。ただ、最近の近藤さんは何を考えているか分からない。なら、伊東さんが局長になった方が、やりやすいとは思ってますけど。」
沖「平助……お前。……三浦ちゃんも、そう思っとるんか?」
平助の言ったことに賛同しているわけではないが…、伊東さんの前ではそう言うこともできず。
「すみません、沖田さん。」
沖「三浦ちゃんまで…。」
伊「もういい、こんなバカ相手にしてもラチがあかねぇ。」
……沖田さんの哀しそうな顔に胸が痛む。
正直、私自身近藤さんに恩があるのは勿論だけど…私も最近の近藤さんが分からないし、ゲームでもよく分からなかった。
でも土方さんのことは信頼してる。
沖田さんに正直に伝えたいけど、平助の為に我慢しなくちゃ。
伊「行くぞ。」
伊東さん達は話が終わった様で、沖田さん達に背を向けて歩き出していた。
「あ、待ってくださいよ…!」
藤「三浦さん、ぼーっとしてるから…遅いですよ?」
「すみません…。」
藤「あ、俺三浦さんとアレの練習があるんで先行ってて貰えますか?」
武「練習しても殺れないんやったら意味ないやろ。」
藤「ま、自分の身を守れるぐらい扱えないと困りますんで。」
伊「そうやな、頼んだで。」
「すみません、ありがとうございます。」
練習の約束はしてないけど、多分話があるんだろうな…話は合わせておこう。
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ひじり若葉(プロフ) - 星月さん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて励みになりますし、同じ気持ちというところにほっこりしました^ ^更新、スローペースながら頑張っていきたいと思いますᕦ(ò_óˇ)ᕤ! (2022年10月23日 6時) (レス) id: 723b018f27 (このIDを非表示/違反報告)
星月(プロフ) - 更新の度楽しませていただいています!藤堂くんを救いたいという同じ気持ちからとても励まされています߹ ߹本当に素敵な作品ありがとうございます!これからも頑張ってください⸝⸝> <⸝⸝ (2022年10月22日 11時) (レス) id: bfefa7631f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひじり若葉 | 作成日時:2022年5月6日 17時