生きる未来を救いたい【龍が如く維新！】 (ページ46)

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翌日の朝に屯所に行くと、何やら重苦しい雰囲気が漂っていて…何かを囲むように幹部陣が話し合っていた。
まさか…源さんが殺害されたのだろうか。

輪の中に入ると、予想通りその"なにか"は源さんの死体だった。

「…源さん。」

藤「ピストルで胸を2発、刀でトドメを刺された後川に投げ込まれたそうです。」

それは聞かなくても分かるけど、こう実物を見ると胸が締め付けられそうになる。

私が来た数分後、斎藤さんも来て原田さんと沖田さんがそれぞれ源さんの仇を取るというゲーム通りにストーリーが進んだ。
そして、沖田さんは斎藤さんが止めて原田さんは平助が止めることに。

「土方さん、私は何をすればいいんですか？」

土「三浦君とは少し話すことがある。場所を私の部屋に移そう。」

何の話をするんだろう…土方さんについていき、部屋に入った後向かい合わせで腰掛けた。

「話って…何ですか？」

土「最近伊東君とよく話しているようだが…、これは平助のことと関係があるということで間違いはないかな？」

今更な気もするけど、伊東さんのことか…。
以前言った通り、私は平助について行く予定なので例え平助が新撰組を抜けようがスパイをしているので実質は新撰組だ。

「そうですね。…あの、もしかして私が伊東さん派になったか気にしてるんですか？」

土「派閥は無い……と言いたい所だが、そうだな。そうとも言うだろう。」

「私は藤堂さんについていきます、それだけです。」

土「そうだったな。」

「それ、伊東さんにも聞かれました。私は伊東さん派、とりあえずはそう答えました。」

土「…そうか。」

「もういいですか？私そろそろ行かないと…。」

土「今回、君には斎藤君の所に行って貰いたい。勿論、斎藤君一人で大丈夫だと思っているが…。」

「分かりました、私斎藤さん係ですもんね…？」

土「あぁ、…頼む。」

そういえば、本当のスパイはこの場合平助じゃなくて斎藤さんだったはずだけど…まぁお役所仕方ないのかもしれない。