生きる未来を救いたい【龍が如く維新！】 (ページ28)

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「桂小五郎…。」

桂「…もうここまで来てるのか、…困ったなぁ。」

「あー、その…別に構えなくても良いですよ。私はあなたを殺すつもりは無いので。」

桂「…新撰組なのに？」

「…でも、一応新撰組なので…お相手お願いしますっ！」

桂さんに勝てる気はしないけど、斎藤さんが来るまでの間私がここで足止めをしていよう。

「…っ。」

桂は強い…、強すぎる。
私なんかじゃ相手できるような人じゃない…。
彼を傷つけないように気遣いながら戦っているからか、私の身体には小さな傷がいくつも身体に刻まれる。

桂「あんたに恨みはないけど…悪いねっ！」

「ぐっ……！！！」

身体に鋭い刃の一撃を受け、私はその場に膝ついた。

斎「三浦！」

「…斎藤さんっ！」

斎「…お前はっ…。三浦は下がってろ。」

ここからのやり取りは私が居ようがゲーム通りで、斎藤さんは桂を逃してしまう。
その後、私は斎藤さんに肩を貸されながら幹部が集まる場所に向かった。
平助は私が入ってきた途端、傷だらけの姿をじっと見たが何も言わずに目を閉じた。