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episode4 メランコリー・バースデー ページ1
「バースデーパーティー、俺もやってみたい！」
「よく言えたな……」
剣城が呆れるのも無理はない。何せ、今私たちが観ていたのは、性格の悪い主人公が、誕生日に謎の仮面を被った男に殺されては誕生日の朝に戻っている、というループもののホラー映画だったのだ。
「A、来月誕生日だよね？」
しかしながら天馬に悪意はないため、私は苦笑しながら卓上カレンダーを見る。確かに私の誕生日まで一ヶ月と三日だ。
「そうだよ」
そう言うと、天馬は私の手をがしっと掴み、きらきらした目で言った。
「ねっ、やろうよ！」
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作者名：はるま | 作者ホームページ：https://twitter.com/April_hrm
作成日時：2022年10月13日 0時
