8人目のバイト！？① (ページ23)

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こうして、私含めて計5人の女の子たちが、面接室に集められた。

ううう…みんなかわいいなぁ

とか思ってたら、
その中に私に服を貸してくれた子がいた！！

パッと目があって、会釈したら、向こうも微笑んでくれた！

名前も知らないけど、なんか嬉しい。

4人は、私の右側に一列に並べられた椅子に1人ずつ座っていった。

ス「それでは、合格者の皆様に、社長から活動方針などについてお話があります。」

4人の背筋がスッと正された。
思わず、それに習って姿勢を正す。

ジ「初めまして。社長のジャニー喜多川です。

まずは、面接おつかれさま。そして、合格おめでとう！

Youたちには、ジャニーズ初の女性アイドルグループとして、日本の音楽界の歴史を変えるくらいの大活躍を期待しています。

これからの細かいスケジュールとかは、Youたちのマネージャーに任せるとして、、
ここで重大発表だ！」

ジャニーさんと貴婦人さんは相変わらず楽しそうだけど…
相変わらず、話が全然読めません！

ジ「Youたちには、明日から期間限定で、『ジャニーズ事務所研修生』として活動してもらいます。

普通のJr.と、研修生の違いは、ズバリ！

研修期間は、先輩グループの仮メンバーとして、
先輩たちと一緒に活動することさ！！☆」

………

「「「「「「はぁ！？！？」」」」」」

しばらくの沈黙の後、貴婦人さん以外の人みんなですっとんきょうな声を上げた。

いやいや、ちょっと待てよ、理解が！全く！追いつきません！！！

ジ「その研修期間は、5人別々のグループで過ごす。それぞれのグループに違った良さがあるからね。それぞれの良さをきちんと学んで、いざYouたちだけでグループを作るってなった時の基盤にしてほしいんだ。

で、その派遣先のグループが、こっちの5人のグループって訳さ☆」

長机の向こう側で驚きを隠せない様子だったジャニタレさんたちが、ようやく納得がいったように姿勢を立て直した。
どうやら、この展開は予想していなかったみたい。

ジ「で、誰がどのグループに行くか相談してたらたぶんキリがないから、もう僕の方で決めちゃってるから！異論は認めないYo！いいね？」

今度は、私たち5人が慌てて頷いた。

いいね？って聞きながら、もう強制じゃん！って内心つっこんでたけどね！！←

そして、その後のジャニーさんの「Youは、関ジャニね！」の一言で、私の派遣先が決まった。