8人目のバイト！？① (ページ17)

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「勘違い…？

と、おっしゃいますと？」

ジャニーさんは相変わらずニヤニヤしたまんまだ。

ジ「You、今日は何の面接かちゃんとわかってる？」

「えっ、そりゃあもちろん」

ジ「もちろん？」

「ジャニーズ事務所のバイト募集の…」

「「「…バイト！？」」」

それまで一言も発さずに黙っていた、若い5人の男の人たちも含めた、ジャニーさん以外の人たちが、声を揃えて驚いていた。

ん？私、なんかおかしいこと言った？？

私のキョトン顔がマヌケだったのか、ジャニーさんは堪えきれずにケタケタ笑いだした。

ジ「やっぱり、You最高だよ！！僕の思った通りだ！」

貴婦人「逆に、よくそれでここまで残ったわね…」

「…まあ、確かに事務作業とかあんま得意じゃないですけど…」

貴「いや、そういうことじゃないのよ！！笑」

とうとう貴婦人まで笑いだした。
ジャニーさんと同じように、ケタケタ笑う。
まるでこの2人は親子のようだ。

「え、私、なんかおかしいこと言ってましたか？」

さっきまで話していたスーツ男に助けを求めたら、はぁ、と小さくため息をついて、私が考えてたものとは全く違う言葉を発した。

ス「これは、『ジャニーズ女性メンバーオーディション』の三次選考です。」

「………」

「えええええええええーーーー！？！？」