Weihnachtsmorgen 3 ページ3
アラームの音に佐久間が目を覚ますと
まだ半分寝惚けた視界に入る、真っ赤なリボン。
「……？あれ？A？」
普段ならまだ隣にあるはずのAの寝顔と体温がないことに気付いて、佐久間が身を起こすと
ベッドの上でころりと転がる小さな箱。
それは先程視界に入っていた、真っ赤なリボンのついた箱で、佐久間は瞬きをした。
寝室を見回すと、どこからか良い香りがすることに気付いて、カーディガンと小さな箱を握って
佐久間は急いで寝室を出た。
「A！」
「あ、おはよう。早かったね。」
「いや、うん、おはよ。え？」
「メリークリスマス、大介。」
「あ、うん、メリクリ。え？A早くない？
寝れなかった？」
キッチンに立つAの隣に移動しながら佐久間が問うと、Aが緩く頭を横に振る。
そんなAの手元には、ツリーや星、雪だるまの形にくり抜かれたサンドイッチが盛り付けられた皿。
そして、佐久間が寝室で感じた良い香りの正体、シチューがコンロの上でコトコトと小さくて温かい音を立てていた。
「折角のクリスマスだから。夜は難しいけど、
朝ご飯くらいは、一緒に食べたいなって。」
「！！」
「ちょっと張り切りすぎちゃったけど。」
ふふ、と少し恥ずかしそう笑うAが
落ちてきた髪を耳にかけると、その手首に光る小さな石。
「それ！！」
「あ、そう。クリスマスプレゼントありがとう。
嬉しくて、もう付けちゃった。」
Aの手首に輝くブレスレットには、小さいけれど、キラキラと輝く一粒の永遠の石と、雪の結晶。
佐久間が選んだ、プレゼント。
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Y.Harumizu(プロフ) - マコトさん» メリークリスマースです、いつもありがとうございます^ ^頑張れる糧になれたなら、嬉しいです！地味に間に合いませんでしたけど、緑様まで無事アップできました^ ^クリスマス〜＼(^o^)／ (12月27日 22時) (
レス) id: 245b47ec32 (このIDを非表示/違反報告)
マコト(プロフ) - うわ〜〜〜!!! ありがとうございます! ありがとうございます!(≧▽≦) アチラではまだ仲直り出来ていないので､コチラでキュンキュンいただきました!ヽ(=´▽`=)ﾉ 明日も仕事頑張れます!! (12月26日 0時) (レス) id: f6a74c2234 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Y.Harumizu
| 作者ホームページ：http://beautifulvitamin.yukihotaru.com/
作成日時：2023年12月26日 0時
