Weihnachtsmorgen 2 ページ2
そのまま滑らせたAの手が、佐久間の輪郭を辿り、それから首筋を撫でると、くすぐったそうに佐久間が肩を竦める。
「ぃひっ。」
「ふふ、ほら、早く。」
「ん〜。」
「寝る時間なくなっちゃうから。」
「それはまあ、良いんだけどさあ。」
「良くはないから。」
今度はAの指は佐久間の顎に移って、猫の喉を撫でるように、くすぐるように指先で撫でると
佐久間も猫のように目を細めて、機嫌良さそうにその口角を上げた。
「んあ〜、A上手〜。」
「伊達にツナシャチちゃんと過ごしてないよ。」
「んはっ、そうよな。」
Aが佐久間の顎から指を離すと、佐久間の大きな目がそれを名残惜しそうに追う。
くすくすとAは笑って、もう一度佐久間の頭を撫でた。
「ほら、はやくお風呂。」
「うんー。」
「今入ってくるなら、寝ないで、大介があがるの
待ってるから。」
「えっ！！」
「髪も乾かしてあげる。」
「マジで！！え、でも、え！」
「明日お休み貰ってるし、大丈夫。
ほら、どうする？」
佐久間の瞳を覗き込んで首を傾げたAに
ばあっと佐久間は顔を輝かせてベッドから勢いよく立ち上がった。
「マッハで行ってくる！」
「はあい。」
「待っててね！寝ないで待っててよ？！」
「うんうん。待ってるよ。」
何度も振り返りながら寝室を出る佐久間に、Aはやはり笑いながら手を振った。
翌朝。
朝と呼ぶには早すぎる時間。
そして佐久間が今から寝る時間。
既にベッドの中には、気持ち良さそうに眠るAが居る。
そのAの枕元に真っ赤なリボンの結ばれたプレゼントの箱を置くと、プレゼントとは反対側、Aの隣に身を滑り込ませる。
Aはどんな反応をするだろう。
喜んでくれると良いな。
でも、明日も自分は朝が早いから
Aの感想を聞くのは帰ってからになってしまう事だけが、少し残念だ。
それでも、花が咲いたように笑うAの笑顔を想像すると、胸が温かくて、Aにぴったりと寄り添って佐久間は目を閉じた。
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Y.Harumizu(プロフ) - マコトさん» メリークリスマースです、いつもありがとうございます^ ^頑張れる糧になれたなら、嬉しいです！地味に間に合いませんでしたけど、緑様まで無事アップできました^ ^クリスマス〜＼(^o^)／ (12月27日 22時) (
レス) id: 245b47ec32 (このIDを非表示/違反報告)
マコト(プロフ) - うわ〜〜〜!!! ありがとうございます! ありがとうございます!(≧▽≦) アチラではまだ仲直り出来ていないので､コチラでキュンキュンいただきました!ヽ(=´▽`=)ﾉ 明日も仕事頑張れます!! (12月26日 0時) (レス) id: f6a74c2234 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Y.Harumizu
| 作者ホームページ：http://beautifulvitamin.yukihotaru.com/
作成日時：2023年12月26日 0時
