【ブルーロック】彼氏が話を聞いてくれない【御影玲王】

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「なんの用だよ」

「いつから、アイツと付き合ってた」


疑問形では無い······はぐらかすなと言う意味か、あるいは、俺とAが付き合ってると確信しているかのどちらかだ。あいつ、まだ、誤解といてないのかよ······！

といても別れた関係は変わらないから死にたい発言したんじゃねえのかよ······！


「付き合ってねえよ、アイツとは」

「は······？」

「だァかァらァ！！ 俺はAとは付き合ってねえ！」

「休日に二人で出かけた挙句手を繋いでいてもか？」

「あれは俺が一方的にあいつの手首を(・・・)掴んだだけだ」


マジなんにも誤解といてねえんだな······いや、こいつが聞かなかっただけか？


「一方的に······？」


御影が眉をひそめる。


「アイツ、今日おまえの家に泊まるらしいけど、手出すつもりじゃねえだろうな？」

「──────······それさ、元彼のおまえになんの関係があんの？」


俺がそう言うと、御影ははっと目を見開いた。

本当は、この場で俺に彼女がいることを言うべきなんだろうけど、コイツの態度が気に食わねえから言うのは辞める。まあ、俺にも責任が無いわけじゃ無いけど、そこまでしてやる義理はない。

つか、同クラなのに、なんで誤解といてねえんだよ！？

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