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「あ、ジミニヒョン」
JM「ん、 まだ練習する?」
練習室の隅に掛けられた時計は23時を指していた
再び音楽をかけて踊り出すジュンを 俺は後ろの椅子に座って見守っていた
音楽に合わせて、 美しく 男らしく なおかつセクシーに踊る姿
1週間、 その短い日を感じさせないほど
俺たちと変わらないほど
いや、それ以上に
JM「完璧じゃん.....」
声に出てしまうほど
心が締めつけられるほど
彼のダンスは
完璧
完璧以上かもしれない
ジュンは 少し微笑みながらこっちを見て
「大分、マシになりましたよね」
って
謙虚にも程があるよ
負けてられまいと 俺も立ち上がった
音に合わせて
鏡に映る自分を見ながら
踊る
ん......?
俺の目にとまったのは
自分の唇でもない
目でもない
自分の きびきび動く 腕でも
脚でもない
.
.
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ジュンの 腕だった
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にこちゃん(プロフ) - seaさん» コメントありがとうございます♪ 期待にお応えできるような作品にできるよう頑張ります! (2017年12月5日 20時) (レス) id: acbfd05112 (このIDを非表示/違反報告)
sea - 面白いです。続きが気になる,,! (2017年12月5日 19時) (レス) id: baa744e0be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にこちゃん | 作成日時:2017年11月30日 15時