37 ページ38
.
「チッ なんだよ。今日はメンバーさんもご一緒かよ」
遠くでそんな声が聞こえた気がした
YG「どーした?」
「いや、。 なんか、声が」
YG「声?」
そう、 ユンギヒョンと顔を見合わせてると
あの日、 奴らから声をかけられた裏路地の前まで来てしまった
「あらら〜 気付かれちゃったか」
やっぱり.....
YG「ん、? 誰だ」
「まぁまぁ、 ちょっとみてろ。 大切な大切なマンネが目の前で半殺しにされるザマを」
YG「何するつもりだよ」
「お前は黙ってろ」
男の手には 一升瓶が握られていた
まさか.....ッ
私、馬鹿だからさ
それが何に使われるかとか
瞬時にわかんないんだよ
気づいた時には
目の前に振りかざされちゃってんの
身体だってうごきゃしないよ
あぁ.....また 、 メンバーを泣かせちゃうよ
次々に浮かぶメンバーの顔
((バリンッ!!
大きな音を立てて一升瓶が割れた
あれ....ッ?
なんにも感じない
まさかと
まさかと思った
目を開けると
そんな、まさかの光景が
広がっていた
飛び散った破片で切った頬なんて 気にならない
「ユンギヒョン.......ッ!! 」
「チッ 。 またこいつに邪魔された」
こいつら....腐ってるよ。
声にならない声で
オッパの名を呼んだ
「うぅ......ッ」
YG「ジュン.....ッ 怪我はないか?」
なんで、こんな時まで私のことを心配してるの......ッ?
「馬鹿ヒョン!! なんで庇ったの!! 怪我担当は僕だけで充分だっつーの!!」
YG「ハハッ ごめんな..... 。 」
ユンギヒョンはそう言って
目を閉じた
私は、
大声で泣きわめいた
大切なヒョン、
私のせいで
こんな目に遭わせてしまった
243人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にこちゃん(プロフ) - seaさん» コメントありがとうございます♪ 期待にお応えできるような作品にできるよう頑張ります! (2017年12月5日 20時) (レス) id: acbfd05112 (このIDを非表示/違反報告)
sea - 面白いです。続きが気になる,,! (2017年12月5日 19時) (レス) id: baa744e0be (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:にこちゃん | 作成日時:2017年11月30日 15時