嘘つきのために

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サラヌナが来て 丸１ヶ月が経った



初めての日本でのお仕事





マネヒョンには 通訳もよろしくなってウインクされちゃって




通訳さん一人じゃ 大変なんだって





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「日本到着〜ｯ!! うわぁ、ほんと久しぶり
二年ぶりだよ!! ねぇ！ テヒョニヒョン！」



寝起きのテヒョニヒョンに はいはい なんて流されたけど動じないほど興奮しているのであった



スタッフさんが扉を開けると そこには 日本人Armyがたくさんいるではありませんか!!




もう感激!! キム 泣きそうな次第です






どこからとも無く聞こえてくる黄色い声




出てきた順に呼ばれる名前




韓国でだって こんなこと当たり前なんだけど




初めての日本だからこそ





嬉しすぎる.....






さっきまで寝ぼけてたテヒョニヒョンも



目をがっしり開けて 愛想を振りまいていた





私だって負けない!!



自分の名前を呼んでくれた方に顔を向けて 満面の笑みで手を振る



私のプレートを持ってくれてる人までいるよ.....





キム、泣きそうです。







声が背中から聞こえるようになって



惜しくも



私の向かう先は前にあった

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