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「ジニヒョン、ちょっといいですか?」
食器を洗ってるジニヒョンを止めて
メンバー全員に集合をかけた
って集合をかけたって どんだけ偉そうなんだよぅってな!
今日は許して、
今日は、メンバーに
すべてをお話するって決めた日だから
JN「ごめん。 はい。」
「えっと___ 昨日、聞いてた人は わかると思うんですけど 今日は僕の過去を包み隠さずすべて晒そうと思います」
そう言うと
少し明るかったメンバーの顔が
一気に真剣になるのが分かった。
"同情は、されたくありません。"
そう、前置きして
話し始める
___
両親は 親に反対されながらも私を生んだこと
唯一の身寄りであった祖父母が目の前で他殺されたこと
施設から出て韓国に来ると
既に両親は この世にはいなかったこと
そして、 祖父母に1年間暴力を受け続けたこと
すべて明かした
話し終えて
見回すと
真剣に私の目を見てくれているジニヒョンとナムジュニヒョン
俯くユンギヒョンとジミニヒョン
涙目のホソギヒョンとテヒョニヒョンとジョングギヒョン
その姿に
流すつもりのなかった涙が
止まることを知らずに流れ出した
私が泣き出した瞬間
涙目だった ホソギヒョン、テヒョニヒョン、ジョングギヒョンも
一緒に泣き出した
なんて、暖かいメンバーなんだろう
目頭も 心も
暑いほど
暖かく
オレンジ色に染まった気がした
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にこちゃん(プロフ) - seaさん» コメントありがとうございます♪ 期待にお応えできるような作品にできるよう頑張ります! (2017年12月5日 20時) (レス) id: acbfd05112 (このIDを非表示/違反報告)
sea - 面白いです。続きが気になる,,! (2017年12月5日 19時) (レス) id: baa744e0be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にこちゃん | 作成日時:2017年11月30日 15時