嘘つきのために

21 HS ページ22

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HS「ジミン...?」



JM「.......」





規則正しい息遣いが聞こえてきたのは マネヒョンに部屋に詰められてから



たったの5分






明日も早いしな....



布団に潜っていると 聞こえたのは





ジュンのすすり泣きとともに聞こえてくる



声





ダメだと思いながらも




扉の前までちかづいて 耳を付けてしまった





___




父の両親は、



酷い反日で




僕の両親の結婚を大反対しました。






それでも両親は、 日本で暮らして 僕を産みました



ある日、 両親は 僕を 母方の 祖父母に 預けて


韓国に行ったんです




もう1度、結婚の承諾を得るために









その頃僕は、 日本で母方の祖父母と幸せに暮らしました。



でも、そんな幸せも長くは続きませんでした





ある日、 祖父母は僕を旅行に連れていってくれたんですよ




本当に楽しかった




両親のいない寂しさを




忘れることが出来た






だけど、旅行の帰り



祖父母は 何者かによって刺されました





身寄りの居なくなった僕に頼れるのは




韓国にいるはずの両親







施設から出たあと






すぐに韓国に行きました






だけど、韓国で出会ったのは





会いたくて仕方のなかった両親ではなく



僕の両親を 精神的に苦しめた






祖父母でした







両親は、結婚を反対された上 酷くいじめられ




心中してしまっていました






そして、




祖父母は





両親にしていたように




次は僕を 虐めました







外からの鍵しか掛けられない屋根裏部屋に



残飯を運んでくれるだけでした




服は捨てられた



なんとか着れると思った服を リメイクしたり リユースしました





これが、




僕の






人生でした

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