裏社会のBTSと殺し屋の私

の ページ33

『用済んだでしょ？
ここ､ジミンさんと私の部屋！』

JK「…何かあったら来てくださいね｡
部屋隣なんで」

『若干悲しそうに見えるのはなぜかな？
私が虐めたみたいじゃないかい？』

JK「ハグしてください｡」

『消滅しろ｡』

JK「ハグ…」

両手を広げて首をかしげて､“ここに来て？”って言わんばかりの構え｡

JK「ハンボンマン」
※一回だけ

『…一回だけね｡』

私はグクの方へ行ってハグした｡

ここの皆はスキンシップが凄いな〜…

『もういい？』

JK「…」

離れようとしてもガッチリ捕まって出れない｡

『おい｡兎｡』

もう一回離れようとしたら､グクが倒れた｡

『グク？！ケンチャナ？』
※大丈夫？

グクの顔は別にしんどそうじゃないし､熱もない｡

『グク？』

JK「zzZZZ」

寝てるんかーい

『しばく｡どうしよ？これ｡
運ぶか｡隣だって言ってたから｡』

なんとか､兎をおぶり､隣の部屋に行く｡

『重い｡死ぬ｡』

ｶﾞﾁｬ

とりあえずベッドに寝かせて､部屋を出ようとしたら､

JK「行かないで？」

私の袖を持って言うグク｡

『どうした？甘えん坊か』

JK「ヌナここに居てください｡」

『私が寝れんわ｡…わ！』

腕を引かれ､グクに倒れてしまった｡

『ミアネ！』
※ごめん！

すぐに立ち上がろうとするも､捕まって立てない｡

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