眠れる森の美女 ページ9
女生「ねぇ、ユンギ先生。次いつ会えるの??」
YG「知らねぇ。」
女生「そんな冷たい事言わないでよぉ。あたし超気持ちよかったよ??せんせぇは??」
あぁ、くそ。めんどくせぇな。なんでコイツを選んだんだよ。15分前の俺を呪いてぇ。
YG「…気持ちよかったよ」
最近ストレスが溜まってたから吐き出そうとしたのに。性の方の欲だけしか吐き出されなかった。
これ以上ここにいても無駄なことは確かなのでさっさと身なりを整える。
「先生もう行っちゃうの??」
YG「あぁ。体調の悪い生徒が来てるかもしれないからな」
「あ、そっか。先生一応は保健の先生だもんね笑」
YG「一応言うな。じゃあな。」
「先生またね！！」
またなんてある訳ねぇだろ。と心の中で吐き捨て聞こえないふりをして足早に教室から出た。
YG「つまんねぇ…」
なんかいい事ねぇかなぁ。なんて思いながら保健室のドアを開ける。
YG「……うわ」
衝撃だった。
ベッドに横たわる人がいて顔を見てみると有り得ないくらいに整っていて。
窓からの光に照らされた漆黒の髪がキラキラガラスのように反射して真っ白な肌を強調していた。肌が白いせいか、真っ赤な唇が目立ってついつい目がそちらに奪われてしまう。
無意識に足が動いていて、気づいたら生徒の顔が目の前にあった。知らない間に跪いていたらしい。
近くで見ると本当に綺麗で、長い睫毛が目の下に影を作り、彫刻のように綺麗で高い鼻が堂々と存在を示している。もしかして人形じゃないのか。なんて不安になったが呼吸をしている所を見ると俺たちと同じ人間のようだ。
何時間にも似たような感覚に囚われてただ一心にその人物を見下ろしていた。
YG「…えっ、、、あれっ??」
知らぬ間に涙が出てきてて、何度拭っても堰を切ったように止まらなくて
なんだかこの人を大切にしなくちゃいけないような感覚に囚われて、
光に照らされたその人に、気づいたらキスしていた。
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そあら - ぁぁぁぁぁぁやばいです！ (2018年3月3日 14時) (
レス) id: 1750d1d886 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 更新頑張ってください！応援してます！ (2018年2月16日 23時) (レス) id: 686548b4a1 (このIDを非表示/違反報告)
shinov347(プロフ) - めちゃめちゃきゅんきゅんします！1ページ1ページが丁寧な文章で、目で追うのが本当に楽しいです！応援してます！ (2018年2月5日 20時) (レス) id: 5f35cc03ee (このIDを非表示/違反報告)
りぇな(プロフ) - この作品大好き過ぎますっ！！更新頑張ってください！ (2018年1月26日 17時) (レス) id: a8517488e1 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - どっちが受けになるのだろう、、、 更新頑張ってください。 (2018年1月12日 16時) (レス) id: 79990fcc83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：辰 | 作成日時：2017年8月25日 3時
