デートのお誘い ページ32
「ねぇ、グク」
JK「ん?」
「暇」
JK「へぇ」
「あれ?言葉のキャッチボールが出来てないぞ?」
JK「これは言葉のドッヂボールです。」
「なんでこんな時だけちゃんと返すの??」
何こいつ。しばく?しばいていい??
若干イライラしながらインスタのストーリーを開いたら昨日のグクの動画をなんと506人という驚異的な数の人達が見ていたのだ。
これがイケメン効果か。すげぇ。
「はっ!!」
JK「なに?」
そうだ!!グクとのセルカとか動画をいっぱいあげよう!!普段のグクがどれだけかっこいいのか皆に見てもらおう!!(グク大好きバカ人間代表)
「グクッッ!!」
JK「なに」
「おでかけしよう!!」
JK「却下」
「?!なんで?!」
JK「家でゴロゴロしたい」
「いつでも出来るじゃん!!」
JK「Aと二人きりで居たい」
「はぅっ…それはずるい…」
どうしよう!!グクとショッピングしたいのに…まさか却下されるなんて…。
いや、待て。
1度。1度だけ【ある言い方】をしたら外に出てくれたんだよ。一か八か、あの言い方をしてみるか…?
俺は深呼吸をして今から言う言葉を頭の中で復唱する。
よし!!ひと思いに言ってやる!!
「おおお俺はグクとッ、デートしたぃ…!!」
無理だぁぁぁああああ!!!!
めっちゃどもったし何より恥ずかしすぎる!!
顔熱いよ〜これ絶対耳まで真っ赤だよぉ〜
1人で顔真っ赤にしながら返事を待ってたけど何も返ってこなくてなんか振られた気分に耐えきれなくてグクと目を合わせるとポカーンとした顔が映る。
しばらく見つめあってると突然クスクスと笑い出した。かと思えば突然引っ張られて見事にグクの胸板へとダイブする形に。
JK「あははっ!!」
「なんだよっっ」
JK「顔真っ赤にしながら言うなんて…ふはっ」
「わ、笑うなよっ、ばかぁ…///」ギュウッ
JK「ふふっごめんごめん(あ〜可愛い)」ギュッ
もの凄い恥ずかしさでグクの首に顔を埋めながら抱き着くとちゃんと抱き返してくれる幼なじみ。
JK「それで?何しに行くの??」クスッ
「…ショッピングとか色々」
JK「じゃあ早速行こっか」
「ところでさ」
「なに…?」
JK「ソファでお互い面と向かって座るってあれだね、対面座i((下ネタダメ絶対!!」
途中で遮られたのが癪だったのかグクが腰をうりうりと擦り付けてきた。
グク君が僕の息子に凄い当たってる状態に。
「…いい感じに終わらして?」
俺の切実な声が虚しく部屋に響いた。
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そあら - ぁぁぁぁぁぁやばいです! (2018年3月3日 14時) (レス) id: 1750d1d886 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 更新頑張ってください!応援してます! (2018年2月16日 23時) (レス) id: 686548b4a1 (このIDを非表示/違反報告)
shinov347(プロフ) - めちゃめちゃきゅんきゅんします!1ページ1ページが丁寧な文章で、目で追うのが本当に楽しいです!応援してます! (2018年2月5日 20時) (レス) id: 5f35cc03ee (このIDを非表示/違反報告)
りぇな(プロフ) - この作品大好き過ぎますっ!!更新頑張ってください! (2018年1月26日 17時) (レス) id: a8517488e1 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - どっちが受けになるのだろう、、、 更新頑張ってください。 (2018年1月12日 16時) (レス) id: 79990fcc83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:辰 | 作成日時:2017年8月25日 3時